お問い合わせ十日町市 南魚沼市 魚沼市 学習塾 個別指導 中学生
こんにちは。十日町駅前校・六日町校の長津です。
この夏は大変多くの方が教育相談を受けてくれました。
今回は中学２年男子の相談内容をご紹介します。
相談の内容は、「塾に通わせているのに、学習意欲がなく、
成績が落ちる一方」ということでした。
彼の問題点を結論から先にお伝えすると
「塾に行かせすぎ」です。
通塾当初は週２回で通っていたそうです。
テストの点数が落ち、勉強する時間を増やすということで、
提案されるがまま、通塾日数を増やしていき、
気が付いたら、土日を含めて週５...
大好きなバドミントンクラブもやめてしまったそうです。
通塾日数が増えた過程は以下の通りです。
もともと学習意欲は低く、あまり勉強しなかった
→成績が下がり、通塾日数が増える
→塾に行きたくないので学習意欲がさらに下がる
→自習形式の塾で、質問もせず時間が過ぎるのを待つ
→塾で勉強をしたという理由（本当はしていない）で、
塾の日は家で勉強をしない
→さらに成績が下がり、通塾日数が増える
→ほぼ毎日塾なので、全く勉強しない
通塾日数を増やすことは、学習時間が増え、
効果が出ると思われますが、学習意欲がないままでは、
勉強が嫌になるばかりで逆効果です。
今回、彼には、２点アドバイスをしました。
①自分の意志で勉強しよう。そのために目標を定めよう。
十日町高校でバドミントン部に入りたいそうなので、
まずは十日町高校にらくらく合格が目標だそうです。
②やりたいことも、やらなければならないことも
メリハリをつけて集中して取り組もう。
現在、彼は通っていた塾をやめ、カテキヨー生です。
マンツーマンと少人数制を併用し、週２回の通塾です。
バドミントンクラブも復帰しました。
塾を変え、バドミントンを再開したことで、
生活にメリハリがついたそうです。
自主学習の取組も非常に良くなり、
お母さんから勉強で怒られることがなくなりました。
彼に必要だったことは、通塾を増やすことではなく、
学習に対する動機付けだったのです。
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