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【新潟市秋葉区塾】テストと時間配分

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 新津駅前校教師の丸山です。中学生は定期テストが終了した学校も多くなっていますが、生徒さんからテスト後によく耳にするのが「時間がなくて解けませんでした」という言葉です。いろいろな原因があるでしょうが、「次頑張ります」で終わっている人が多いのではありませんか?原因を考えてみましょう。それは「解けるまでやる」という学習をそのままテストでもやってしまうことです。解けるまでやることは良いことなのでは?と思った人も多いでしょう。しかし、テストと普段の学習で大きく違うことがあります。それは「時間制限がある」ことです。

 では、具体的に高校入試の数学を例にとってみましょう。問題は6問構成になっていますので、大問一つあたりざっくりと8分。大問1はさらに10問で構成されているので、1問あたり48秒です。後の証明問題や空間図形の解く時間を確保するためにも、序盤の大問1、大問2は、出来る限り速く解く必要があります。つまり大問2を解き終えた時点で、16分を超えていたら解ききれない可能性が大きくなります。

 

 もちろん大問数による均等割りは難易度に合っていませんから、時間のかかりそうな問題に簡単なものの時間を回すなどして実際の時間を決めます。数学以外の教科でも時間配分の大まかな目安となります。テストが始まったらまず時間配分を決めてみましょう。

 数学で速く解くことについては、またの機会とさせていただきます。