長岡市 川西エリアの大島中・長岡西中・青葉台中・
関原中、江陽中、三島中、また与板中や越路中・小
国中の3年生の皆さん。新型ウィルスのせいで、学級
閉鎖や休校措置が取られるなど、思い通りに入試対策
が進められなかった人も多かったことでしょう。それ
でも、ここまでの受験勉強、本当にがんばりましたね。
令和4年度 新潟県公立高校入試まで、残すところ2週間
となりました。「たかが2週間、されど2週間」。入試
当日、「やるべきことは全てやった」と自信を持って
試験に試験に臨めるよう、「されど2週間」の精神で、
追い込みをかけましょう。
以下は、この2週間で、ぜひ実践してほしいことです。
1.過去問演習の際は、45分で解く
公立高校入試は1教科あたり50分で実施されます。
普段から50分をフルに使って過去問を解いていま
せんか?ただでさえ緊張する入試本番。残り時間
が刻一刻と近づいてくれば、それに焦りも加わっ
て、実力を発揮できなくなってしまいます。
本番より短い時間で解く訓練をすることで、当日
は気持ちに「あと5分ある」という余裕を持って
臨めるようになりますし、結果、実力を十分に発
揮できるようになります。
2.生活習慣を入試当日に合わせる
「学校が休みだし、もう少しゆっくり寝よう」。そ
んな休日の朝の過ごし方をしている受験生。その
意識を改めましょう。入試当日の時間割どおりに
1日を過ごすことが重要です。さて、ここでとて
も注意しなければいけないことがあります。それ
は「確認テスト」との違いです。各中学校で実施
した「確認テスト」は、おおよそ午前中に国語・
数学・英語の3教科を、午後に社会・理科を行っ
ていた学校がほとんどのはずです。しかし、入試
当日の時間割は違います。昨年と今年は、感染症
対策のための分散当校を促す目的から、例年なら
8:45分から受付開始のところが、30分遅くなって
9:15分からになっています。これによって、国語
と数学を午前中に、そして昼食休憩を挟んで、英
語・社会・理科を午後に実施する時間割となって
います。「午後の方が長い」、しかもリスニング
から始まるというのは、これまでの確認テストで
は経験してこなかったことですから、対策しなけ
ればいけません。
そもそも生活習慣は1日やそこらで改善されるも
のではないですし、定着するものでもありません。
残された2週間、特に休日を利用して過去問演習
をする際は、入試当日の時間割を元に実施しまし
ょう。
3.パワーナップで午後のスタートに対応
「パワーナップ(Power Nap)」。聞きなれない言葉
かもしれませんね。これは「積極的睡眠」のこと
で、仕事でも勉強でも、15分程度の昼寝が、午後
からの認知能力や注意力を向上させるとされてい
ます。この記事をお読みいただいている保護者の
方なら「そう!そう!」とご納得いただけると思
います。
入試当日は、昼食後にいきなり英語のリスニング
からスタートです。眠気がある中では、聞き逃し
も出てくるでしょうし、聞けたとしてもあいまい
に聞き流してしまうかもしれません。
パワーナップを体得して、入試当日の午後も、最
高のスタートを切れるように準備しましょう。