学習塾 完全1対1 高田駅前 高田高校 高田北城
KATEKYO学院高田駅前校の伊藤です。大学受験生の皆さん、国公立大の前期2次試験の手応えはどうでしょうか。前期日程は終わり、ほっと一息かもしれませんが、中期後期日程の準備も最後まで粘り強く頑張ってみましょう。
さて、今回はストレスと記憶についてお話ししたいと思います。
1)海馬と記憶
海馬とは、記憶をつかさどる脳の側頭葉にある器官です。この海馬の特徴としては、物事を断片的に覚えるよりも、ある程度まとめて覚えるようになっているということです。ですから、単語を覚えるには1日10個ずつより30個ずつくらいの割合で覚えるのがよいでしょう。
2)神経新生とストレスの関係
以前までは脳の壊れてしまった細胞は再生されないと思われていましたが、後の研究により、再生されることが分かりました。(これを神経新生とよびます)
この神経新生を促すにはストレスを軽減することが必要だと分かってきました。
マウスの実験では、ストレスとなる電気刺激を与えたマウスでは神経新生が少なかったのに対し、刺激を与えないマウスは神経新生が活発に行われていました。
また電気刺激を与えたマウスでも仲間のマウスを同じ箱に入れた場合、ストレスは軽減され、神経新生がまた行われるようになりました。人間についても同じことがいえるのです。勉強の効率を上げるにはストレスを上手に回避することが必須と言えます。
3)ストレスを軽減するには
ストレスの軽減の仕方は個人差もあると思いますが、いくつかその方法を挙げたいと思います。
① 目標を明確に掲げる
「自分はこんなにやっているのに模試の判定がなかなか上がらない」と模試のたびに無気力になっている人も多いと思います。模試はあくまで合格の目安であり、その判定が直接受験の判定に関わるわけではありません。結果は当然かえってきますが、模試の前に明確な目標を掲げているでしょうか。この科目は何点目標で、判定はDからCに上げたい、という目標の設定が良いでしょう。結果によりストレスを感じなくするには、先に述べたように具体的な見通しを常に認識することが大切です。たとえまだ得点が低くても、目標が認識できていることに対して人間はストレスを感じにくくなります。
② 毎日のRoutineを大切にする
人間は毎日継続している生活リズムを乱されるのを嫌います。できるだけ毎日の生活リズムを乱さないようにしましょう。趣味にあてる時間や学習の時間、入浴や食事といった生活の時間を崩さないことがストレスの軽減につながります。
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