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中学理科 勉強法「 加茂市の塾・家庭教師」

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中学生 理科 勉強法

こんにちは。KATEKYO学院 加茂駅前校です。中学生の皆さん、学校から宿題(課題)が出されていると思います。このコロナ禍で、他県へ行くことも控えなくてはいけません。宿題(課題)はしっかりと計画的にすすめていきましょう。中学3年生の皆さん、夏休みとは言え、「夏を制する者は、受験を制す」です。8月に入ってからというもの、暑い日が続いていますが、この夏休みを勝負期間とし、計画立てて取り組みましょう。
また、勉強する環境も考えましょう。

1.自宅
2.図書館
3.KATEKYO学院 
勉強する環境に変化を持たせると、ダラダラとした生活になりにくく、メリハリをつけられます。

さて、「理科の勉強方法」をお話します。
勉強のやり方には王道がありませんが、
ぜひ参考にしてください。


1.『インプット』『アウトプット』
  「頭に入れる」  「入れたものを出す
                  
『インプット』の流れ

 

(1)問題を、何も見ないで解答していく。

(2)終了したら解答を確認しチェックする。

(3)チェックの仕方は、不正解だった問題文へ、ペンで印を付けるとか、ㇾ点などを付ける。後からこの問題はわからなかったと確認できる。

注意点
・上記取り組みは、プリント1枚を終えたらとか1ページ終えたらなどで、取り組んでいくと良いでしょう。

『アウトプット』の流れ

(1)不正解だったものだけを、「何度も声に出して覚える」。声に出すということが大きなポイントですよ。書いて覚えるより時間もかからず効率的です(*^-^*)

例えば
「酸素分子はオーツー、酸素分子はオーツー ・・・・・・・」
「水は酸素と水素の化合からできているから・・・・・・・・化学反応式は、2H2+O 矢印 2H2O・・・・・」
「光合成とは、光と二酸化炭素を吸収し、デンプンと酸素を作り出すはたらきのこと・・・・・・・・・・・・・・・・」

など、とにかくすらすら言えるまで何度もことばに出して確認していくと良いでしょう。

(2)余裕があったら、覚え直した問題を最初からもう一度繰り返す。ことばを発しながらで充分です。二重にチェックして取り組むとさらに理解が深まります。

2.「図表・グラフ」の
        理解をする取り組み

自力では理解が難しいケースが多いように思います。
例えば、地学分野で天気がありますが、「飽和水蒸気量曲線」の見方は大丈夫ですか。

飽和水蒸気量曲線




 


例えば、物理分野実像を求める図」、結構、間違える生徒さんが多いように感じますが、どうですか。以下は実像を求める作図です。赤線が1本引いてありますが、この赤線だけでは実像は求められませんね。あと、2本必要ですよ!
焦点(作図)


 

 



図表理解の仕方
・実際に書いてみる・・・グラフの横軸・縦軸の単位などに注意しながら、実際に書いてみる。その上で、『なぜ、こういったグラフになるのか」を考えてみましょう。それでも、分からないときは、塾の先生や友達、学校の先生に聞くなどすると良いでしょう。高校入試には必ず図や表が出てきます。難しいという先入観を持たず、一からやってみることで「なるほど! あ~そういうことか」と気付くこともあるでしょう。

3.公式や計算
・中学3年間で覚える公式は、たったの10個ほどです。計算も、公式を使わずとも比を使った計算で解ける内容が多いものばかりです。

・公式には理屈がありますが、その理屈がわからないなら単純に公式を暗記で覚えることも必要かもしれません。より定着させるには、やはり類似した問題を数多く解くことや、繰返し解くのが一番です。

4.はたらきのある用語は
          特に漢字で覚える


(例)光合成・・・・「光」という漢字、「合成」という漢字が組み合わさっていますね。合成とは、「作り出す」という意味合いがあります。つまり、光合成とは「光を使って、作り出す(合成)こと」という見方が出来ます。

では、

問1.では、植物は何という物質を作り出しているのですか?
問2.問1の物質を作り出す目的はなんですか?

問3.問1の物質を作り出しているところは植物の何という場所ですか?

答えは下にあります

植物

 








(例)露点・・・・・・露点の露(ろ)は「つゆ」と読めますね。言い方を変えると、水とも捉えられます。水は目に見えますが、水蒸気は目に見えるものではありませんよね。つまり、露(つゆ=水)になる点(温度)ということです。









(例)被子植物・・胚珠が子房に包まれている植物でしたね。胚珠はやがて「種子」となり子孫を増やす「たね」として大切な役割のある部分です。その大切な部分を子房というもので守っている(被せている)という見方ができます。それに対して、子房を被っていない植物もありました。種子が裸なものを裸子植物と言いました。


理科では、漢字を訓読みして考えてみると、ときに理解できることばも多いものです。勉強する際は、そういったところにも着目してみると良いですよ!!

答え
問1:デンプン
※この問題に絡めて出題されることが多いのですが、
 問1の物質にある指示薬を加えると青紫色に変化する。
 その指示薬は何か?
 そうです。「ヨウ素液」ですね。
問2:成長に必要な栄養分を作り出すため

問3:葉緑体

少しは役に立つことができたでしょうか。「理科」という教科は、日常的にかかわっている事象や現象を学んでいます。たまには、夜、空を眺めて、北斗七星を探してみたり、カシオペア座を探してみたり、月を眺めスマホでズームしてクレーターがみられるのか試してみたりすることも・・・・・・身近な場所で理科という学びは潜んでいます。
この物質は何でできているんだろう?
空ってなんで青いんだろう?
新潟の夏はなんでいつも暑いのだろう?
クーラーってなんで冷たい風が吹くようになっているんだろう?
など、
ふと考えてみるだけでもワクワクしてくるかもしれませんよ。
この夏休み期間、理科の宿題や受験勉強の際、今回のような勉強のやり方で取り組んでみましょう。

次回は皆さんが苦手な単元「電気単元」について、掲載します。
おたのしみに!!