燕市 塾 弥彦村 西蒲区 高校受検 家庭教師
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新潟県 高校入試
「英単語(形容詞・副詞)」について
KATEKYO学院燕校教師の吉田です。今回は前回の「動詞編」に引き続き、新潟県高校入試に出題された英単語の「形容詞・副詞」について話したいと思います。この2つは英語の問題を解く上で大切な品詞です。英語が苦手な生徒さん、もっと得点を伸ばしたい生徒さんは是非ご覧ください。
(1)形容詞・副詞って何?
文法的に説明すると「形容詞」は名詞を修飾する品詞です。「副詞」は名詞以外、つまり動詞・形容詞・副詞を修飾する品詞です。英文の「主語+動詞」という基本構造に、より詳しい情報を与え、表現を豊かにしてくれる大切な品詞です。
(2)入試にはこんな形容詞・副詞が出題されている
新潟県の高校入試の対話文、長文に出た「形容詞・副詞」は1、2年生で学習するものが多いです。大きく分類すると4つになります。
①感情を表す
「happy」(幸せな) 「sad」(悲しい) 「surprised」(驚いた) 「fun」(楽しい) 「excited」(わくわくした) 「afraid」(恐れた) など
②難易を表す
「difficult」(難しい) 「hard」(難しい) 「easy」(簡単な) 「easily」(簡単に)など
③様態を表す
「busy」(忙しい) 「beautiful」(美しい) 「famous」(有名な) 「important」(重要な/大切な) 「carefully」(注意深く) など
④頻度を表す
「sometimes」(時々) 「usually」(たいてい) 「always」(いつも) 「often」(しばしば) など
その他にも程度を表す「very」(とても)や、寒暖を表す「cold」(寒い)、天気を表す「sunny」(晴れた)なども問題文中に出ています。
以下が、過去6年間に主題された形容詞・副詞のすべてです。
難しい単語はありませんから、マルッと覚えておくと良いでしょう。
形容詞・副詞は問題を解く上で「ヒント」になります。特に(2)の①~③の「感情」「難易」「様態」が重要で、記述や選択問題の答えの根拠になる単語が多くあります。
では、実際の入試問題を見ていきましょう。
平成30年度の新潟県高校入試、大問4の(5)で出題された内容です。
「国際化の時代に、私たちは何をすることが重要だと述べられていますか。具体的に日本語で書きなさい。」という問題が出題されました。
ポイントは「重要な」という形容詞に注目です。英語に直すと「important」です。
問題本文から「important」を探します。すると、本文の最後の方に下の英文が出てきます。
“~, it is important for us to use a simple way of communication that all of us understand when we try to understand each other.”
これを訳すと
「お互いに理解し合おうするとき、私たち皆が理解できる、わかりやすいコミュニケーションの方法を使うこと。」という答えになります。
このように「問題文」に形容詞・副詞を追っていくと答えの根拠に繋がり、正しい答えを導き出すことができます。教科書に載っている形容詞・副詞で十分、入試に対応していけます。前回の動詞編でお話しした暗記方法で、計画的に覚えていきましょう。
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