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新潟県公立高校入試「数学正答率」から言えること【KATEKYO燕】

本日、新潟県公立高校一般選抜の最終倍率が発表されました。

3月3日がいよいよ受験当日です。
受験生の皆さんは、最終追い込みをかけていることでしょう。

試験当日まで、あと5日です。夜遅くまでの勉強は終わりに
して、朝型に切り替えることをおススメします。

当日の受付は9:15、国語の試験開始が10:00です。
夜型の勉強から朝型の勉強に切り替えないと朝に頭が働か
なくなってしまいますよ。

すぐにでも、朝型に切り替えて、体内リズムを作っていき
ましょう。


 さて、以下はR2年度入試「数学」の正答率を示しています。
(以下の表は、新潟県教育委員会データによる抽出)

数学は例年大問【1】~大問【6】の出題ですが、うち大
問【1】と大問【2】の正答率となります。

赤文字は、正答率10.0%以下
 青文字は、正答率80.0%以上です。


大問1・大問2から言えること!

既に知っている方も多いと思いますが、この大問1・大問
2の
合計得点は例年40点~45点程度あります。R2年
度に至っ
ては、【46点】です。100点満点中の約4割
~5割がこの
大問で獲得できるということです。

多少の差はありますが、正答率がどの小問でも非常に高い
ことが伺えます。計算が得意な受験生には落とせないとこ
ろです。
かと言って、計算が得意な受験生ほどケアレスミスを起こ
しやすい生徒さんが多いかもしれません。
プラスとマイナスを間違えたり、約分を間違えたり・・・・。
間違いは誰でも起こします。この間違いをなくすためには
どうしたら良いでしょうか?

改善策
1.途中式を省かないこと
2.時間に余裕があれば、確実に解けたと思う問題ほど見
  直しすること

数学に限ったことではありませんが、1問、2問の間違い
は合
否に大きく影響してきます。
速く解くことも良いですが、確実に解くことに視
点を置いて取り組んでください。



では次に、
大問【5】、大問【6】の正答率をみてみましょう。

赤文字は、正答率10.0%以下です。

先述の正答率との違いがお分かりになると思います。
大問【5】の(3)や大問【6】の(3)①②もそうです
が非常に正答率が悪いことが分かります。いわば、難易度
の高い出題だったということです。大問【6】の(3)①
と②に至っては正答率が1.9%、0.7%です。
100名の受験生のうち、正解できたのが1名~2名しか
いないということです。

例年そうですが、
大問【5】や大問【6】の
最後の小問正答
率は一桁です。

まとめ
1.確実に正解できる問題に時間を
  かけよう!!


  繰り返しになりますが、1問・2問の不正解は合否に
  大きく影響します。確実に解ける問題を正解すること
  が先決です。時間に余裕があれば、必ず見直すことで
  す。

2.難問に時間を割かないことです!!

  大問【5】や大問【6】の最後の小問を解くのは自由
  ですが、敢えて時間をかけてまで取り組む必要はない
  でしょう。

最後に

入試当日の心得

『見ない・言わない・聞かない』

「見ない」
⇒カンニングなど絶対にしないこと、
 疑われる行動は絶対にしてはいけ
 ません。

「言わない」
⇒友達同士で「あの問題、なんて書い
 た?」などの会話は控えるようにし
 ましょう。自分自身で解答したこと
 に自信をもって臨むことです。すべ
 ての教科が終了してからの会話はOK
 ですよ。

「聞かない」
⇒言わないと同様に友達に聞いたりし
 ないことです。休憩時間は深呼吸し
 たり、次の教科の復習をするなど自
 分に集中できるルーティンを作りま
 しょう!

来年、高校受験を控えている
中学2年生の皆さんへ


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