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新潟県公立高校入試
「理科について」
こんにちは。KATEKYO学院 加茂駅前校 熊倉です。前回は「理科 電気編②」をご紹介しましたが、今回は少し違った話です。
表題にもありますが、過去4年間分(令和2年度~平成29年度)の公立高校「理科」の正答率をまとめてみました。
こちらをご覧ください。数値データは県教委発表資料よりまとめております。
👇👇クリックするとデータが出てきます
公立入試問題 過去4年分正答率「理科」
年度 | 平均点 |
令和2年度 | 57.7 |
平成31年度 | 47.3 |
平成30年度 | 51.4 |
平成29年度 | 48.6 |
平均 | 51.3 |
平均点は上表の通りです。令和2年度は、比較してもけして悪い点数ではなかったと言えます。
でも・・・・・・・・
それは、「生物」と「地学」の分野の正答率が良かったことが奏功しています。過去4年分で比較してみましょう。
地学 | 生物 | |
令和2年度 | 61% | 73% |
H31年度 | 51% | 49% |
H30年度 | 70% | 58% |
H29年度 | 49% | 69% |
上表より、お分かりかと思いますが、地学・生物ともに正答率が60%を超えている年度は令和2年度のみです。生物は皆さんが割と得意とする「植物」から1題、もう1つは「生態系と炭素の流れ」から1題の出題でした。地学においても「地層の柱状図」から1題、「天気」から1題でした。天気分野においては、湿度の計算が出題されなかったことが奏功し、正答率61.0%という結果でした。湿度の計算がもし出題されていたら、正答率はかなり悪い結果となったでしょう。
では、物理や化学はというと
物理 | 化学 | |
令和2年度 | 43% | 54% |
H31年度 | 46% | 43% |
H30年度 | 36% | 53% |
H29年度 | 47% | 47% |
物理分野に至っては、平成30年度、36%の正答率です。以前の記事でもお伝えしていますが、「化学」「物理」分野は計算問題と表・グラフ読み取りが関連して出題されるため、苦手意識を持ってしまう生徒さんが多く、正答率も悪くなりがちです。
生物や地学は、暗記で繰り返し覚えてしまえば良いという内容が多いです。令和3年度入試まで、どうやって理科の勉強をすすめていきますか。「自力でできるもの、自力ではできずに時間をかけないとできないもの、まったく分からないもの、暗記物が苦手」、それぞれ生徒さんによって違いますね。以前の記事でもお話していますが、理科はやればやっただけ伸びる教科です。受験勉強では、「好き・嫌い」ではいけません。「やるか・やらないか」、ただそれだけのことです。嫌いなことはなるべくなら後回しにしたい気持ちは私にも分かります。けれど、少なくとも進学したい高校へ合格するには、いつまでも逃げ回ることはできません。必ず自分にしかない勉強方法があります。そのお手伝いが出来ればと思い、参考になれば幸いです。
KATEKYO学院 加茂駅前校は、とにかく一人の生徒さんとしっかりと向き合って指導してくれます。オンリーワンのプログラムで一緒に夢をかなえていきましょう!!
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