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新発田駅前校~指導実例①~

中学生も高校生も3年生は、最後の部活の大会に力が入る時期ですね。
それが終わると本格的な受験勉強という生徒さんも少なくないことでしょう。
今回は新発田駅前校の生徒さんの実例をご紹介させていただきます。

〈新発田市内の中学3年生女子〉
・新発田南高校の普通科が第一志望
・当初は個別指導塾へ通塾
・志望校合格に不安を感じ、中3の春に当学院に切り替え

★はじめの教育相談(3月)での状況
・定期テストは370~400点くらい
・数学と理科が苦手
・内申点も不足している
・英語は英検3級も合格していて、ある程度自分でやれる自信あり
・自学の時間はしっかり取れているが、内容や効率が良くないかも

★春休みの模試受験
まずは現時点での力を把握してもらうため、模試を受験してもらうことに。
結果は数学22点、理科24点、得意なはずの英語も44点で、5教科トータル204点。
定期テストとはまるで違う問題内容に手が出ない様子。確かにこのままだと志望校合格は厳しい状況です。
そこでマンツーマン指導の体験を受講してもらうことにしました。

★1:1体験指導
指導を担当した教師の分析は、
①納得しないと次に進みたくないタイプ(でも進まざるを得ない状況だった)。じっくり時間をかけて説明してあげればきちんと力になり、本人も安心して次に進める。前の塾では1:2で自分以外にも生徒がいる環境だったため、説明がわからなくても、質問を遠慮してしまっていたとのこと。粘り強さと探求心はある。
②基本的には打たれ弱く、メンタルコンディションが学習効率に大きく影響するタイプ。その日の体調や精神状況に合わせて進めないと効果が出にくい。
③覚えることは比較的得意だが、勉強のやり方についての改善点多数
というものでした。
明らかにマンツーマン指導向きの生徒さんですね。
こうして数学と理科を中心に、英語をサブ教科としてマンツーマン指導がスタートしました。
(週1回120分)

★夏休み
学校の宿題はサッと済ませ、いよいよ「本当に自分に必要な学習内容」に専念していきます。
マンツーマン指導に加え限定開催の特訓教室に参加する一方、受験生としての自覚なのか、連日自習にも通ってきてくれるようになりました。
その結果、模試は272点(68点アップ)、9月の定期テストでも457点(58点アップで自己最高)と、
飛躍的に点数を伸ばし、受験に向けて大きな自信を持つことができた期間になりました。

★その後受験まで
秋からは国語の少人数講座に参加し、記述問題や筆答検査Bへの準備をすすめました。
学校の三者面談直前の模試では301点(入会前から97点アップ)、
筆答検査B模試も12点⇒75点へとアップし、学校の面談でも太鼓判を押されます。
そして3月には見事志望校に合格することができたのでした。合格おめでとう!

【教育相談員より】
おわかりのように夏休みが大きなポイントでした。
マンツーマンで彼女にとって必要な学習をとことん行い、特訓教室で他の受験生から刺激をもらい、
さらに自習に通ってくることで、効率の良い学習に集中して取り組むことができていました。
また、それがあったからこそ秋以降の受験勉強の負担が最小限になり、
学校独自検査の対策も余裕をもって行うことができたと言えます。
あこがれの職業があり、それを実現するために高校入学後も継続受講しています。
第一志望合格という大きな成功体験をした彼女なら推薦受験も視野に入れることができるでしょう。
そして3年後に再び指導実例としてここに登場してくれると信じています。