春期講習 上越市 糸魚川市 妙高市 高田駅 附属中 城北中 城東中 城西中 家庭教師
みなさん、こんにちは。KATEKYO学院高田駅前校のOです。
今年度も終わり、春休みになりますね。みなさん、心残りなく今年度を終えられそうですか?
学校がある時は行事や課題に追われてしまい、じっくりと物事に取り組みづらいかもしれません。春休みになり、自由に使える時間が増えた時にこそ、是非して欲しいと思っていることがあります。それは国語の勉強です。
国語の読解問題は、細切れの時間を利用して短時間で少しずつやるのはお勧めできません。問題自体は解けるかもしれませんが、文章の内容理解という点では不十分になってしまうからです。学校の授業では教科書に載っている文章を素材として、読み取りの技術の学習をしています。教科書に載っている文章は非常によく練られた文章なので、練習のための素材として使って終わりではもったいないです。そこで、今回は春休みの国語の勉強法を二つ紹介します。用意するものは今年度学校で使った教科書とワークです。
方法①
中学生、高校生は、教科書のすべての文章を学校で勉強していない場合もあります。まず、学校の授業では扱わなかった文章を一通り読んでみます。この時、最初の3行を読んで「読みにくい」「面白くない」と思ったものは省きます。残ったものの中から、気に入ったものを音読→黙読の順で読みます。「いまさら音読なんて」と思うかもしれませんが、私たちは黙読していると読めない漢字や知らないことばをさらっと飛ばして終わりにしてしまいがちです。音読することで、「分かること」「分からないこと」をふるいにかけることができます。そして、このとき引っかかってしまった言葉は辞書で確認します。それからワークを解いてみましょう。
方法②
学校で習った文章を使う方法です。どの文章を選んでも構いません。学校で習った文章は理解しているように感じます。でも、実際は「学校の先生に教えられた通り」あるいは「ワークの質問に誘導された通り」に理解しています。今度は自分の力で理解してみましょう。黙読→音読の順で読みます。そして、不明瞭な部分は何度か繰り返して読んでみます。そして、読み終わったら教科書を閉じて、書かれていた内容を「声に出して」説明します。説明する相手がいれば良いですが、いない場合は、一人でやってみても構いません。重要なのは「声に出して」というところです。声に出すより書く方がよいという人は、もちろん書くのも良いです。ただ、声にも出さず、書きもせず、頭の中で考えるだけ、というのはこの場合は意味がありません。「説明できる」ということは「理解できた」ということです。説明できなかった部分はもう一度読んで確認しましょう。
時間のとれる春休みだからこそ読解の練習に取り組んでみてください。この二つ以外の方法は、またの機会にお話します。
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