令和3年度 卒業生の進学実績が出ましたので、昨年度
までの過去3年間の進学実績を一覧にしました。
※なお、合格実績の場合、例えば1人の生徒が3つの大学に
合格すると、実績は「3」と延べ数でカウントされます。
一方、進学実績は、1人の生徒に対して、進学した大学
「1」がカウントされますから、進学実績の方が各高校
の実力を正確に示していると言えます。
令和3年度 卒業生の国公立大進学率は37.7%でした。
特筆すべきは私立大進学者が41.5%まで大幅に減少
したことで、過去に例を見ない低さとなりました。
過去3年の平均では、国公立大へは約33.9%が、私
立大へは約47.2%が進学しています。合計すると、
約81.1%の生徒が4年制大学に進学していることに
なりますが、令和3年度 卒業生は79.2%と、ついに
8割を下回ってしまいました。
もう少し、詳しく見るために「国公立大」を「国立
大」と「公立大」に、「私立大」も「GMARCH(学習
院・明治・青学・立教・中央・法政)など、主に偏差値を
ベースにしたグループに細分化しました。
国立大への進学者は平均で約33.9%で、直近3年では
最も高く、およそ3人に1人が進学したことになりま
す。一方、公立大への進学者は大幅に減少し、わず
かに3.8%に留まりました。
懸念されるのは、私立大への進学実績で、「早慶上
理(早稲田・慶応・上智・東京理科)」や「GMARCH」に
加え、日東駒専(日大・東洋・駒澤・専修)」「大東亜帝
国(大東文化・東海・亜細亜・帝京・国士館)も減少してい
る点です。特に「日東駒専」の減少幅が大きくなっ
ており、全体的に首都圏の難関・中堅私立大への進
学が伸び悩んでいます。
3月末からの休校措置で、受験勉強を始めるきっか
けを見失ってしまった6年生も少なくなかったと推
察します。それがもとで、不安な新学期のスタート
を迎えた6年生のいることでしょう。
お悩みのこと、ご相談ごとがおありのようでしたら、
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また、翔洋6年生に向けに投稿した前回の記事も、
ご参照ください(コチラ)。
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