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1学期期末テストに向けて「中学1年生 理科」【KATEKYO加茂】

加茂市 完全個別指導塾 中学生 高校受験 KATEKYO加茂 
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 加茂中、葵中、須田中、若宮中、七谷中の1年生の皆さん、こんにちは。完全個別指導のKATEKYO学院 加茂駅前校 熊倉です。6月は期末テストの時期です。中学へ入学し、初めて受ける定期テストですね。理科は楽しく勉強できていますか。
今回は、少しでも皆さんが理科で高得点を取れるようにアドバイスできればと考え、掲載します。長い文章にはなりますが、ぜひ参考にしてください。

 中学1年生は、「植物」の単元か、「化学」の単元からスタートしていることでしょう。今回は「植物」の単元についてお話します。ほぼ確実に出題される内容を教えます。理科の考え方などもお伝えしていますので、中2生・中3年生の皆さんも参考になる点もありますのでご一読ください。

ちょっとその前に・・・・
・「植物と動物の違い」は何だろう。
・植物はどうやって栄養をとっているのかな。
・植物はヒトのように骨がないのにシャキッと立っていられるのはなんでかな。
・植物の葉や茎は、なんで緑色なの。植物のように体が緑色のブタがいてもいいんじゃない。いっそ緑ブタをつくっちゃお!!
・動き回る植物がいてもおかしくないのになア~。
・何百年も生きている木(植物)があるけど、どうしてそんなに長く生きていけるのかな。

ミドリムシ
 こんなように、疑問をふくらませると「理科」という教科は楽しくなりませんか。それぞれの疑問にはそれなりの答えがあるものです。意外と、このような授業にはまったく関係のない想像や疑問を持つと、解決しなくても楽しく学んでいくことがデキルかもしれませんね。

さて、本題です。
1.顕微鏡の使い方と種類、部位の名称

さて、下のイラストの顕微鏡。何という顕微鏡でしょうか。観察する際に、使用しているはずです。
ヒント:両目を使用するという意味の漢字2文字の名称が入ります。


そうです。答えは、「双眼実体顕微鏡」です。よく分かりましたね!!

  
 実際に植物などの観察の際、顕微鏡を使ってスケッチした学校もあることでしょう。大きく顕微鏡の種類は3種類です。立体的に観察できる顕微鏡。小さいものを拡大して観察できる顕微鏡が2種類。それぞれの顕微鏡の部位には名称もありました。1つ1つの名前を必ず覚えてください。また、操作の流れを必ず覚えてください。先にもお話しましたが、この操作の流れにも必ず理由(理屈)があるということを抑えましょう。「暗記してしまえばいいんだ」では、いずれ忘れてしまうものです。しっかりと理由までつかんでおくと長期にわたって記憶に残っていきます。
また、意外と忘れがちなのは「ルーペ」です。ルーペは基本動かさず、観察するものを動かす、でしたね。

もう1つ必須事項
プレパラート」ってなんですか。

それは、「スライドガラス+カバーガラス+試料」です。
ちなみに、試料の上にカバーガラスをかぶせる際は、ななめにしながらかぶせる必要がありました。

それは、なぜですか?


答え)
気泡(空気)が入らないようにするため。

(気泡が入ってしまうと、気泡なのか本来みたいのものかの区別がしにくくなることがあるからなんです)

顕微鏡に関してもう1問
問題
 単眼(接眼レンズが1つ)の顕微鏡を使ってスケッチする際、接眼レンズと接するのは左右どちらの眼ですか。ただし、スケッチする生徒さんは右利きとします。また、そう答えた理由を含め解答しなさい。


答え
接眼レンズに接する眼は「左目」

理由:左目では顕微鏡内のものを観察できると同時に、右目ではスケッチできるから。

2.植物の種類
「卵が先か、ニワトリが先か」なんてことばを聞いたことはありますか。どっちが最初に生まれたんでしょうか。


「そりゃー、ニワトリでしょ。だって、ニワトリがいないと卵産めないし。いやいや、卵でしょ。赤ちゃんから成長して大人になるのが普通でしょ。だったら卵を産んだのは誰なんさ~、メスのニワトリが卵産まなきゃダメなんだからニワトリが先でしょ・・・・・・。」
ん~疑問は尽きませんね。答えは誰にも分かりません。だから自然の摂理は面白いと思いませんか。地球が生まれたのは今から45億年も前です。それから生物が誕生し現在に至っています。まだまだ発見できていない生物はたくさん存在すると言われています。キミたちは、もしかしたらそんな未知の生物を近い将来、発見するかもしれません。

さて本題です。
下の①~④に入ることばを入れてください。
植物の分類は大きく2つに分けられますね。

1.種子をつくる植物
〇に入ることばのヒントは太文字です。
〇〇植物・・・種が子房におおわれている(われている)。

〇〇植物・・・種がむき出し。つまり種子がということですね。

2.種子をつくらない植物
〇にはカタナカが入ります。

〇〇植物・・・維管束(導管+師管)がある
〇〇植物・・・維管束(導管+師管)がない

 この種類が分かることが前提ですが、さらにここからそれぞれの名称や特徴を抑えていくと覚えやすいはずです。動物の種類やヒトの体のつくりなども同様な考え方で勉強をすすめていくと効率的に覚えることができます。1の種類のように漢字「被子・裸子」のことばでも分かるように、漢字で覚えることが重要です。以前の記事にも覚え方のコツを書いていますのでこちらを開いて参考にしてください。
さて、上の①~④の植物は、発生した時代に順番があります。どの種が一番最初に生まれてきたものでしょうか。これは、「卵が先か、ニワトリが先か」という答えのないものとは違います。進化とは、その時代(環境)に順応するような仕組みになってきたと言えます。簡単に言うと複雑なつくりになってきたと考えれば分かると思います。テストに出題されることではありませんが、こういったことを考えてみることも、より理解が深まって長期記憶として残りやすくなっていきます。
 進化についての話の例ですが、キリンは今でこそ「首のなが~い(約2メートル)動物」ですが、先祖は非常に首が短かったそうです。もし、キリンと同じような首の長さを持った動物が同じような種類のエサを食べ続けてしまうと、いずれエサがなくなってしまい息絶えてしまいますね。生き延びていくために、キリンは何とか子孫を残そうとし、長い時間をかけて、少しずつ首を長くしていったことで高い木の上の植物を自分だけが食べられるように進化した動物なんです。

すごいですね、動物の適応能力って。実は、人間だって進化している動物と言われています。

まとめ

 「理科」は、暗記物と言われる教科です。でも、上述のようなものの考え方を知っていたら面白くなるし、そういった話をしてくれる教師がいたらいいと思いませんか。そうした指導をしてくれるのがKATEKYO学院加茂駅前校の先生です。理科がキライでもKATEKYOの先生との出会いでグングンとテストが良くなっていくかもしれません。勉強はこれからも続きます。学校の勉強が好きな生徒さんは、そう多くはありません。
そんなKATEKYO加茂のプロ教師と一緒に頑張っていきませんか。

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