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新津駅前校教師の新田見です。今年はコロナ禍のなか、緊急事態宣言による休業などで、学習のペースがつかめないと感じている生徒さんの話を例年以上に聞きます。学習のペースがつかめない。この状況を打破するために、『目標の明確化』に取り組んでみましょう。まずは、来年2月の学年末テストに向けて目標を立ててみましょう。
目標を立てるときに注意すべき点は、テスト日程をしっかり見極めること、そこから逆算してあと何日あるかを数値化して理解することです。このテストまでの期間を一つの袋としてその大きさ、つまり、どのくらいの期間が入るのかをきちんと見極めることが大事です。
次に袋の中に入れるもの、すなわちテストまでに詰め込む学習内容の仕分けに入ります。袋の大きさを考えずに、最初から大量に学習を詰め込んでしまっては、袋は破れる、つまり挫折につながります。そこで、テストまでで学習すべき項目を箇条書きしましょう。項目については、教科書の目次などを活用するとよいです。注意すべき点は、テスト範囲が長くなることを想定して、1~2項目ぐらい多めに設定することです。「あれ、やるべきことが多くて袋が破れる。」と思う人もいるでしょう。ここからがポイントです。①絶対ものにするぞ、②次に覚えよう、③まあ覚えられればラッキー、④まずやっても無理だから捨てよう、など、自分の観点で難易度別に仕分けして入れます。教科書や学校のワークの問題などを中心に仕分けすると効果的です。
さらに、袋に詰め込む順序を考えましょう。①②だけは重点的に学習(反復学習など)、残りはまず仕上げだけを考えて、一旦袋に入れないでおくこともありです。あくまで一旦です(提出すべきものは、あとで入れることも忘れてはいけませんよ)。あとは順序よく学習していきましょう。
もちろん、目標点数の設定も大切です。しかし、確実に目標点数につなげるためには、テストまでの期間を正しく見極めて、要領よく学習プロセスを積み重ねていくことも重要です。
目標の明確化は意識して続けることに意味があります。一過性に終わらなければ、定期テストの結果も安定するでしょう。まず次の定期テストまで試してみてはいかがでしょうか。