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新津駅前校教師の栗林です。今回は理数系教科の勉強法についての話をしたいと思います。
私は、高校まで数学がとにかく苦手でした。幼いころから宇宙が好きで理系志向だった私が文系を志望したのも、この苦手な数学が原因でした。ところが初めての就職先では、いろいろな事情から技術系の職場に配属されてしまい、新入社員の私の仕事着はスーツではなく、ヘルメットに帯電防止服とプロテクターに安全靴、毎日来る日も来る日も関数電卓を片手にsin、cos、tan、果ては物理のモーメントまで、高校で習ったありとあらゆる理数系の知識を動員して働きました。そうしたら、いつの間にか数学が大好きになっていました。
高校の頃、教科書を開くだけで頭痛がしたり、お腹が痛くなるほど嫌いだった数学ですが、変われば変わるものです。高校と職場とでは何が違ったのでしょうか。考察すると、以下の三点が最も異なる点だったと思います。
1、高校の教師に授業で教わるのと職場の先輩や上司に教わるのとでは、緊張感や真剣味が段違い。
2、職場で覚えた数学や物理は「明日やればいいや。」が通用しない。習ったものを実践出来なければ、当時は「明日から来なくていいよ。」。
3、職場では正しい計算法さえ実践すれば、即成果が出せるので「実際に役に立つ学問」としての高校数学をリアルに体感した。
数学や物理はスポーツや楽器演奏の習得に近いものだと思っています。 ある意味、「技」の習得と言えるのではないでしょうか。楽器演奏に例えれば、練習では弾けるのに、人前ではヘロヘロなんてことはよくあることで「いつもは弾けるのに、おかしいなあ」っていう演奏者の言い訳を聞いたことありませんか。スポーツでも同じようなことありますよね。「どのような状況下でも、同じ結果を出せる」というのが、個人個人の持ってる「技」なんだと私は思います。
数学や物理をそこまでに昇華させるには、教わったイメージがまだ鮮明であるうちに徹底的に反復することです。また、類似問題を妥協なく完答出来るまで解くことです。これは、数学や物理だけではなく、あらゆる教科に言えることでしょう。時間が経過してしまうと、習った記憶が薄れてきます。夕方、塾で指導受けてから自習時間いっぱいまで残ってる人も見かけますが、すごく効率的な学習を実践されていると思います。暗記した事柄よりも、一度身につけた「技」は忘れにくいでしょう。
数学や物理が苦手な方、KATEKYO学院で一緒に勉強をしませんか?
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