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新津駅前校教師の佐藤です。
過去の受験生の指導において、「受験において重要な事柄の半分は情報」ということをよく口にしていました。「なぜそのように考えるのか?」は、私の経験談を参考にしていただければ、わかっていただけるかと思います。
大学受験対策を始めたころ、まずやったことは、赤本の購入です。すぐに着手したわけではありません。まずはあらゆるものを見ました。受験データ、科目ごとの傾向と対策、実際の問題、解答&解説。目の通せるものは一通り見ました。情報を得るためです。そこで『出題分野に周期がある』という大事な情報を得ました。次に行ったのは、さらに前の赤本の閲覧です。これは、高校の図書館を利用しました。購入した分も含め、10年分ほどの過去問に触れました。それで、『出題の周期』がより明確になりました。ここまで来れば、対策は考えやすいです。周期性に従って、可能性が高い分野から潰していけばいい訳です。潰し方も過去問だけでなく、他の問題集も使って可能性のあるパターン問題は一通りやりました。その結果、本番で大問一つの出題を見事に当てました。出題パターンも、問題の条件等も対策で行ったものとほぼ一致。他の問題集に載っていた問題でした。「答えもどうなるか?」も十分理解していた問題だったので、10分ほどで解けました。
過去問分析は普段の学習と同等、もしくはそれ以上に重要だと思っています。「何からやればいいのか?」、「何が出るのか?」がわからないといった生徒さんが多いのですが、大抵は過去問を持っていない、見たことがないという方です。過去問演習についても、直前のギリギリまでやろうとしている、やっている方が多いですが、本当にそれでよいのでしょうか? 何も考えずにトレーニングをするスポーツ選手はいないはずです。試合で勝つために不足している、もしくは、必要としていることを理解し、それを身に着けるために必要なトレーニングをするはずです。トレーニングに関しても、試合前日や、当日直前までやってはいないでしょう。
あくまで個人的な見解ですので、参考までとしていただきたいのですが、
①過去問は出来る限り早めに入手する。
②より明確、具体的な情報をえる。
③自分の適性に合わせて、対策を考える。
④可能性がある分だけ、拡張する。
これらすべてが必要であり、授業内容の理解、復習だけが受験対策ではないのだと考えています。
本格的な受験対策がこれから始まります。その前にぜひとも「自分のためになる情報」を得てください。それと同時に、夏休みやそれ以降の学習計画等を、今一度考えてみてはいかがでしょうか?
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