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こんにちは。新潟小針校教師の西方です。今回は理科の高校入試対策についてお話します。
理科は暗記科目で、用語をちょっと覚えればそこそこ点数がとれると思っている生徒さんが多いのではないでしょうか。確かに間違いではないのですが、用語の暗記だけでは点数は頭打ちです。得点upのために計算問題にも目を向けてみましょう。
理科の計算問題が好きな生徒さんは多くはないかもしれませんが、出題されるパターンは分野によって決まっています。
中学理科の計算問題の多くは、公式に当てはめて解く問題がほとんどです。公式さえ暗記してしまえば大丈夫、と思っている生徒さんも多いのではないでしょうか。でも公式は単に暗記するだけではなく、使いこなすことが重要です。
すなわち、公式を覚えた上で学校のワーク等で関連問題を数多くこなして、何度も間違いをしてそれを直していく。それでやっと公式を身につけたことになるのです。これはスポーツの練習に似ていて、数学もそうなのですが、計算は練習、練習、また練習と場数を踏んでいくことでミスが少なくなるのです。
例えば、高校入試でも出題頻度の高い、電流の性質の分野のオームの法則の計算。
「抵抗が30Ωの電熱線に300mAの電流が流れたときの電圧を計算せよ。」という問題があります。
この問題を解く際、公式をまだ習いたての生徒さんで、オームの法則V=RIを用いて「30×300」とおもわずやってしまう生徒さんは結構多いのです。もちろんオームの法則の電流の単位はmAではなくAを用いて計算しなければならないので、300mAを0.3Aに変換してから掛け算に入るのです。こうしたいわゆる「ひっかけ問題」は何度か引っかかることによって経験値が増し、計算の精度が上がっていくのです。月並みですが、努力は大切なのです。
理科の勉強の醍醐味は、我々の身の回りの現象や生き物のことを知ることです。天気の勉強をしたら、空を見上げたりTVの天気予報の解説を見てみたりしましょう。運動の法則の勉強をしたら、自転車に乗っているときに慣性の法則を感じてみましょう。天体の勉強をしたら、夜空を見上げてみましょう。
「好きこそものの上手なれ」です。単なる勉強と考えずに理科を楽しいと思えれば、きっと成績も上がります。ぜひ理科を好きになってください。
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