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新潟県 高校入試
「英単語(動詞)」について
KATEKYO新潟 燕校教師の吉田です。今回は高校入試の英語、語彙力について話したいと思います。
特に、英語の長文読解に対して「苦手!!」という生徒さんはご覧下さい。
(1)覚える英単語が増える!
今までは中学校で学習する英単語の数は1200語くらいでした。しかし、2020年度より小学5年生から英語が教科化され、通知表に英語の成績が付くようになりました。文部科学省の新学習指導要領により、小学校では600~800語、2021年度からは中学校で1600語~1800語に増えました。つまり、これからは更に語彙力を身に付ける必要があるということになります。
(2)動詞の重要性が増す!
英語にとって大切な品詞は4つあります。①動詞 ②名詞 ③形容詞 ④副詞です。特に「動詞」は英語を理解するために重要な要素になります。その理由は英語の文構造にあります。動詞は主語の動作や状態を生き生きと表せる品詞です。日本語とは違い、英語は主語の後に動詞が来るため、動詞が分からないと英文自体の理解ができなくなるからです。
(3)新潟県の入試問題について!
新潟県の高校入試の英語は、「リスニング・対話文・英作文・長文」の4部構成でした。
しかし、令和3年3月4日(木)の入試では、①リスニング ②広告と対話文 ③対話文 ④長文 に変わり、より長文読解の比重が大きくなっています。英単語が分からなければ日本語訳ができず、英語の得点が伸びなくなってしまいます。この出題傾向は単年で終わることはないでしょうから、過去問ばかりを取り組むだけでなく、長文対策にも力を注ぐ必要があります。
(4)入試問題は長文の比重がアップ!
過去の新潟県の「英語」の入試問題を調べたところ、対話文と長文に出てくる「動詞」は全部で91語あります(本文の注釈に出てきた語は除く)。この内、1年生で学習する動詞は43語出題されており動詞全体の47%を占めます。2年生で学習する動詞は30語出題で33%でした。つまり、動詞全体の80%は1・2年生で学んだ単語ということになります。また、出題頻度が多かった動詞は「be動詞」はもちろんですが、「play」「say」「enjoy」「take」など、基本的な単語がほとんどです。
過去6年間で出題された動詞(91語)・助動詞(8)!
「あっ 意味もスペルも分かる!」という単語が多いのではないでしょうか。
すべて現在形の形で記載しています。過去形や過去分詞のスペルは変わってきますが、この91語を完璧にマスターできないという生徒さんは少ないのではないでしょうか。皆さんならきっと覚えられるはずですよ!!
(5)英単語の暗記について!
「英語は苦手だから、もう英語は諦める」という生徒さんもいるかもしれません。ですがまずは、重要性の高い「動詞」から暗記していきましょう。苦手な人は上述(4)で示したように、1年生の動詞を覚えるだけでも、入試に出る動詞の約50%が理解できることになります。半分の動詞が分かれば、長文問題の得点の突破口になります。
では次に、どんな方法で暗記したら良いでしょうか。
暗記方法を3つ挙げます。
①読んで覚える
書いて覚えることも良いかもしれませんが、毎日繰り返すためには発音や意味を声に出して覚えると良いです。更に歩きながら覚えるのも脳を刺激して効果的と言われています。
②繰り返し覚える
人は一度覚えたものも、
③楽しく覚える
英単語に限りませんが、繰り返し覚えることがすごく嫌いという生徒さんも多いようです。そこで、少しでも楽しく覚えられるように、例えば友達と英単語のクイズを出し合ったり、ダジャレなど覚え方を工夫したり『例「take(テイク)」の意味は「連れテイク(take)(^O^)」など』して、英単語の暗記を毎日の日課にして下さい。
英単語の暗記は覚えるのが遅ければ遅いほど、取返しのつかないことになってしまいます。今から始めなくては、長文読解に取り組むことができません。毎日、覚える単語数を決めて、計画的に取り組んでいきましょう。
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