令和3年度 卒業生の進学実績が出ましたので、過去
3年間の進学実績として一覧にまとめました。
※なお、合格実績の場合、例えば1人の生徒が3つの大学に
合格すると、実績は「3」と延べ数でカウントされます。
一方、進学実績は、1人の生徒に対して、進学した大学
「1」がカウントされますから、進学実績の方が各高校
の実力を正確に示していると言えます。
令和3年度 卒業生の国公立大進学率は28.0%で、
2年ぶりに30.0%を割り込みました。一方、私立大
進学者は、卒業生の約半数となる51.6でした。
なお、「過去3年の平均」とした場合、国公立大へ
の進学者が30.0%を割ったことがない柏高でしたが
R1~3年の3か年の平均としては、それを下回って
しまい、ついに28.0%となりました。
私立大の中には「難関大」と言われる大学がありま
す。国公立大進学者の割合が減少しても、例えば超
難関の「早慶上理(早稲田・慶応・上智・東京理科)や、
難関大と言われる「GMARCH(学習院・明治・青学・
立教・中央・法政)」などへの進学者が増加しているよ
うであれば良いのですが...。
そう思って、もう少し詳しく調べてみました。
私立大を偏差値をベースにしたグループに分け、ま
た「国公立大」とまとめていたものも、「国立大」
「公立大」に分けてみました。
国立大への進学者は18.8%で、20.0%を割り込みま
した。公立大進学者は横ばいです。
2021年度の大学入学共通テストは、前年に最後の実
施となったセンター試験より平均点が上がった科目
が多く、その反動で2022年度は難化すると言われて
いました。それを懸念した生徒が、第一志望を国立
大から公立大、例えば新大から県立大に変えるなど
のケースが多かったようです。
さらに、懸念されるのは、私立大への進学実績で、
「早慶上理」は無し、日東駒専(日大・東洋・駒澤・専
修)」「大東亜帝国(大東文化・東海・亜細亜・帝京・国
士館)」が減少してるにもかかわらず、「GMARCH
(学習院・明治・青学・立教・法政・中央)」も大きく
増加しているわけではない点です。
柏高は、3月末から臨時休校が続き、受験勉強を始
めるきっかけを見失ってしまった新3年生も少なく
なかったと推察します。それがもとで、不安な新学
期のスタート、いや受験生としての不安なスタート
を迎えた新3年生が多いことでしょう。
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