燕市 加茂市 三条市 三条市立大学 高校生 学習塾 個別指導塾
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みなさん、こんにちは。KATEKYOです。
去る6月27日(土)、2021年4月に開学予定の
【三条市立大学(仮称)】
学校説明会へ参加してきました。現在はまだ建屋も建築段階で、説明会は隣接の「三条看護・医療・歯科衛生専門学校」にて行われました。
説明会は午前10:00の部、午前11:00の部とそれぞれ参加定員が20名、コロナウイルス対策のため、座席間の距離もソーシャルディスタンスを保った中での説明と質疑でした。保護者の方や生徒さん、塾関係の方、学校の先生と思われる方、報道関係者など多くの方が参加されていました。
さて、説明会は主に配布されたパンフレットに沿った内容でしたが、その中で注目すべき点を挙げると以下の通りです。
・三条はもの作りに長けた企業をたくさん有し、それらの企業と連携(産学連携実習)しながら実際にもの作りを通して、技術だけでなくマネジメント能力も兼ね備えた人材育成を目的とする
・公立大学であり、授業料は国公立大学と同様の年額535,800円(実験・実習費除く)
・入学料も国公立大学同様の282,000円だが、三条市在住の生徒は半額
・2021年度の入試において、一般選抜は大学入学共通テストを利用せず、個別試験のみ実施
受験教科は
「英語」
「数学Ⅰ~Ⅲ、A、B」
「理科(物理基礎)、物理」の3教科受験
・2種類の学校推薦型選抜入試
(後述します)
その他の細かな質問に対しては、「詳細な内容は許認可が下り次第、8月配布の受験要項で確認してほしい」という回答が多かったです。
因みに名称は、
「さんじょういちりつだいがく」という呼び名ではありません。
「さんじょうしりつだいがく」となる予定だそうです。
新潟県内国公立大学のうち、工学部がある大学は「新潟大学」、「長岡技術科学大学」の2校です。つまり、3校目となります。
特筆すべきは、2種類の学校推薦型選抜入試です。
1.市内推薦・・・定員数5名
「出願資格」
三条市内に所在する高等学校をR3年3月末に卒業見込みの者、またはR2年4月1日以前から三条市に在住する者で三条市外の高校をR3年3月末に卒業見込みの者。
2.工業系推薦・・・定員数3名
「出願資格」
工業高等学校をR3年3月に卒業見込みであり、工業に関する教科・科目を20単位以上習得(見込み含む)した者。
市内推薦の場合、三条市内の高校へ在学している生徒さんや、三条市民で三条市外の高校に通う生徒さんでも要件を満たせば受験できるということです。
一方、工業系推薦の場合、工業系高校の生徒さんは要件を満たせば受験が可能ということになります。
ということはです。新潟県央工業高校に在学中かつ三条市内に住んでいる生徒さんであれば、市内推薦と工業系推薦のどちらも可能になります。
学校推薦型選抜の試験科目
●書類選考(詳細は要項にて確認)
●個別学力検査・・・数学ⅠA、数学ⅡB、理科(物理基礎)
●ワークショップ・・・課題テーマに対するディスカッション
入試初年度ですから、過去問が無い中で取り組むことにはなりますが、大学側から想定問題などの開示もあるようです。数学や物理の難易度はどの程度かは分かりませんが、工学部二次試験と同等レベルと考えておくべきでしょう。科目に関する勉強は推薦型選抜に限らず、日常的な取り組みが必要で、それ相応の準備が必要になってきます。また、ワークショップは独自に対策を立てることは難しいでしょう。グループディスカッションは、テーマが与えられて、解決策を見出すために小集団で意見交換を図るというものです。ともすると、そのテーマは工学系によったテーマかもしれません。そのような場合、工学系の知識を身に付けておくことが必要かもしれません。
KATEKYOで勉強している生徒さんでも、この大学に入りたい!!という方もいます。
科目数が少ない初年度の入試だからと高をくくっていたらいけません。難易度も不明、出題傾向すら分からないのが現状です。一般選抜であれ学校推薦型選抜であれ、数学や物理は受験科目に必要です。
公立大学の偏差値レベルは一般的には低くありませんから、相応のスキルをもって受験に臨む必要があります。
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