みなさんこんにちは、ほとんどの中学校では今月の定期テストの結果が出たことと思います。ホッとしていますか、それともちょっと焦っていますか。
さて、前回の数学に引き続き今回は国語の公立高校入試対策について具体的にアドバイスします。国語は何を勉強すればいいか分からない、という声よく聞きますが、やるべきことをしっかりとやれば必ず実力がつく科目です。頑張りましょう。
漢字の読み書きは丁寧に、正しく!
例年大問1で読み・書き6問ずつ、計12問(24点)出題されています。とめ・はね・はらいにまで気を配って正しい字を書くように心掛けてください。自分では正解を書いているつもりでも字形がおかしくて誤答とされている、もったいない答案よく見かけます。
文法は動詞の活用と活用形・助動詞の使い分けを重点的に!
「五段活用・上一段活用」などの活用の種類、「未然形・連用形」などの活用形、「れる・られる」に代表される助動詞の使い分けは特によく出題されています。
古文は間接表現(たとえ)に託された思いを読み取ろう!
古文の世界では言いたいこと(主題)を直接的に言葉にせずに、同じ音もつ「掛詞」や和歌に読み込む手法をよくとります。また新潟県の古文は問題文に部分的な現代語訳があり主題を読み取る助けとなります。本文の前後にある解説文も解答に有力な手掛かりとなりますので、しっかりと読みましょう。
論説文も具体例や言い換えから主題をつかもう!
古文でも少し触れましたが、言いたいこと(主題)はいろいろな修辞法を用いて強調されます。具体例を出したり言い換えたり、比喩を使うのもそれらの一つです。何の例や比喩なのか、どの言葉を言い換えているのか、考えてみましょう。
そして最後に強調したいこととして、国語の勉強は学校の先生や保護者の方、友達等誰かと話をしながら進めてください。
コミュニケーションの第一歩は「聞くこと・話すこと」です。その次に試験で求められる「読むこと・書くこと」が続きます。国語の指導をする際「この問題はどこに着目して①を選んだのか」「ここは他にどういう具体例が挙げられるか」など生徒さんとやりとりを頻繁に行いながら進めると効果的です。そうすることで生徒さんがどのように考え、どういうことを言いたかったのか、改善点はどこか、などがよくわかります。
国語の力は全ての教科の基本です。あなたも是非KATEKYOで「国語のブラッシュアップ」をしてみませんか。
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