KATEKYO学院 新潟県家庭教師協会 個別指導塾
夏休み期間は自治体により異なる‼
本来なら、「待ちに待った夏休み」に突入している
はずが、今年はコロナ休校の影響で、夏休み期間が
短縮となりました。もうしばらくは登校しなければ
なりません。
また先日、新潟県教育委員会が発表した通り、高校
入試の出題範囲が狭くなったとは言え、授業進度は
かなり遅れていますから、登校が多い方が良いです
が、自治体によっても、期間が異なります。
Check it out‼② 学習の方向性‼
夏休み期間の長短の差はあれ、中3生が夏休みに行う
べき対策は、例年と全く変わりません。左表で確認
しましょう。
クリックするとPDFでご覧いただけます
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
まず、学校授業は、「単元ごと」に (表では→方向)
に進められます。おおよそ、4~7月が「計算」、
9~11月が「関数」、12~1月が「図形」、2月以降
に「資料の整理」の各領域を学習します。領域が切
り替わるため、2年次を例にすれば、「1次関数」が
振るわなくても、その後の「確率」でには影響が出
ませんから挽回が可能でした。
しかし、範囲が広い(≒学習した全範囲から出題)実力
テストで、もうお分かりだと思いますが、入試は単
元ごとではなく「領域ごと」の出題が多くなります。
例えば、「『1次関数』と『関数y=ax2」の融合
問題」のような出題です。
そもそも「比例反比例」の理解があるから、「1次
関数」が理解できるのであり、「比例反比例」と
「1次関数」が分かっているから、「関数y=ax2」
の理解が深まるのです。
つまり、受験勉強において重要なことは、学年ごと
の復習ではなく、「領域ごとの総復習(表では↓方向)」
なのであり、表で言えば縦方向で勉強を進める必要
があるのです。
しかし、ここで問題が発生します。
例年であれば、約1か月にわたって学校授業がストッ
プする夏休みを利用して、「領域ごとの総復習」、
つまり「受験勉強」ができました。それが今年は、
長くても3週間、短かれば2週間で行わなければいけ
なくなってしまいました。
夏休みがあければ、再び「単元ごと」の学習に戻っ
てしまいます。次のチャンスは冬休みですが、コロ
ナの第2波が来ないという保証はなく、そうなれば
冬休みも短縮になる可能性も出てきます。
夏休み期間は短くなりますが、やるべきことはたく
さんありますから、いかに効率よく学習するかが重
要です
Check it out‼② 関数対策 万全に‼
「関数対策を万全に ‼」と言っていますが、なにも高
校入試対策だけを捉えて言っているわけではありませ
ん。
上表の下段に、「高校 単元表」も載せておきました。
気づきましたか? 高校数学は関数がメインです。
「中学では数学が得意だったのに、高校では数学は苦
手に…。」という例は少なくありません。中学までは
他領域で、苦手な関数をカバーできていたため、数学
全体としては得意意識があったかもしれません。しか
し関数がメインとなった高校数学で、そのメッキが
はがれてしまった、ということです。
特に普通科進学校・上位校の志望生は、関数を得意に
しておかなければいけません。