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新潟県公立高校入試
「理科 電気編①」
こんにちは。KATEKYO学院 加茂駅前校 熊倉です。前回は「理科 勉強法」をご紹介しましたが、今回より、いよいよ「実践」にうつります。令和4年度新潟県公立高校入試、最重要単元とも言える「電流の利用」について説明していきます。「難しい~😂、覚えることがたくさんあって大変??? 苦手~ ムリ~」など、先入観にとらわれると自分で壁を作ってしまい、前にすすめなくなってしまいがちです。よく理解できていないという生徒さんは、頭を一度リセットしましょう。
どうして「電気単元」が苦手な生徒さんが多いのでしょうか。
理由①
計算が出る
電流(I)=電圧(V)÷抵抗(R)
電圧(V)=電流(I)×抵抗(R)・・・
電力(P)=電圧(V)×電流(A)・・・・・・
あ~もう、公式ばかりたくさん・・・・・面倒、覚えられない・・・・・(*'ω'*)
理由➁
グラフや表がたくさん出る
電圧(V)と電流(A)の関係や、そのグラフから抵抗(R)を求めなさい、などの問題も出題されやすいこと。理由①の計算式を使って解かなくてはいけないというステップがあったりすることから、頭が混乱してしまう。
理由➂
覚えるべき用語・単位・記号が多い
「電流、電圧、抵抗、電力、発熱量・・・・・・??」
確かにこの単元は覚えるべき用語や公式が多いです。加えて、「単位や記号」なども覚える必要があります。そもそも興味の無い単元であれば、なおのこと壁を作ってしまいがちです。
ん~確かに生徒さんにとっては大変な単元かもしれませんね。ネガティブになるのも理解できます。しかしです。ポジティブに考えてみると、毎年出題されている単元です。克服すれば新潟県の公立入試において山をはらずとも出題されるわけですから、満点も狙いやすいという考え方にもなります。では、何を使って勉強していくべきでしょう。
それは
「教科書」です!!
参考書や問題集はたくさん市販されていますが、やはり学校の教科書が一番の教本だと考えます。電気に関しても教科書が一番です!!電気単元の理解があいまいな生徒さんや理解に苦しんでいる生徒さん、もう一度、教科書から読み解いていきましょう。覚えることはいっぱいありますが、用語や計算式は繰り返し覚えることが大切です。5回繰り返しても覚えられない生徒さんは10回繰り返してください。以前の記事でも書いていますが、書かなくても覚えられます。用語も公式も・・・。理科の勉強法を再度、確認してください。覚える作業はあくまでインプットの作業でしかありませんから、必ずアウトプットの作業もその日のうちに行っていきましょう。覚えたからと高をくくり、明日、問題をやろうではせっかく覚えたものが半減してしまいます。「インプット→アウトプット」は連動して行ってください。
また、電気単元はお任せあれ、という生徒さんは学校受験教材(スタプロや新研究、整理と対策など)の問題や公立高校の過去問を取り組むと良いでしょう。正答に至らなかった問題は、なぜ間違えたのかを確認し、理解に努めていきましょう。
グラフや表の見方、計算の仕方など一人では覚えるのが難しい内容もあります。出題されやすい単元である以上、分からないままにせず、「他者」から聞くなどし理解することが必要です。
KATEKYO学院 加茂駅前校のプロ教師は、受験のプロでもあります。どうして、理解できないのか、何で間違っているのかなどをすぐに教えてくれます。入試まで残り200日程度です。効率的な勉強も必要です。何でも聞ける相談できるKATEKYO加茂まで、ご相談ください。プロ教師がじっくりとマンツーマンで指導します。
基本問題Let's Challenge!
「電流」の単位はアンペア〔A〕とミリアンペア〔mA」ですが、
問1 0.5〔A〕は何〔mA〕ですか?
問2 2.5〔A〕は何〔mA〕ですか?
番外編)
問3 0.3kg(キログラム)は何g(グラム)ですか?
問4 0.8km(キロメートル)は何m(メートル)ですか?
質量の単位1(kg) も
距離の単位1(km) も
電流の単位1(A) も
みな1000(g、m、mA)という同じ数値が入ります。
少し理解が深まったでしょうか。
解答)
問1 500mA
問2 2500mA
問3 300g
問4 800m
簡単すぎましたね(^O^)/
では次の問題!
以下の図、①及び➁はそれぞれ何V〔ボルト〕を示すか答えよ。
答え
①3.0V
➁3.0V
簡単!楽勝!という生徒さんもいれば、「何で3.0V?」と考え込む生徒さんもいることでしょう。この問題も基本問題です。理屈はありますが、これは並列回路におけるルールでしたね。「枝分かれしたそれぞれの電圧は、電源の電圧に等しい」というものです。分からなかった生徒さんは、よーくもう一度、教科書をおさらいです。"急がば回れ”と言いますが、時間がかかっても必ず理解できるようになります。
次回は、「理科 電気編②」を記載しますので、参考にしてください。