燕市 弥彦村 中之口 学習塾 個別指導 夏期講習 中学3年生 家庭教師 katekyo新潟
こんにちは、KATEKYO学院 燕校です。中学生の皆さんは1学期期末テストが終わりましたね。それぞれ皆さん、結果に対する反省点もあることでしょう。以前、『理科』『数学』の受験傾向についてお伝えしていますが、あらためて『英語』についてお伝えいたします。
特に『英語』は、苦手な生徒さんと得意な生徒さんが二極化する傾向があります。これは、1年生の2学期くらいから、その傾向があらわれ始めます。英語は、「語彙・文法・読解」という3要素を同時に覚えていく必要がある教科と言えます。普段から取り組むべきことが多いため、すべきことをしなければ、時間とともに尻すぼみ状態になってしまいます。
中学1・2年生の皆さんは、令和4年度 公立高校入試「英語」の傾向を知っていただき、これからの勉強の参考にしていただければ幸いです。
受験生の皆さんで英語が苦手だ、という方は特に「入試に向けて」をご覧ください。
R4年度(2022年度)
新潟県公立高校入試 出題傾向
大問【1】(配点30点)
リスニング問題
昨年と同様に放送文に対する回答を英文で書く問題が引き続き出題されました。学校の授業や各試験前の勉強でも練習をしてきた生徒さんもいると思うので、昨年よりは戸惑いなく解けたと思います。
読まれた英文は昨年よりも長くなっており、地図を使った問題(過去複数回出題)も出題されましたが、初めて目的地ではなく現在地が問われ、いつもよりも難しいと感じた生徒さんは多かったのではないでしょうか。
大問【2】(配点12点)
広告と対話文問題
昨年と同様の出題でしたが、広告の問題文は昨年よりも長くなっており、読み取る英文の量は増加しました。英作文も昨年と同様の自由英作文でした。事前に練習していた生徒さんにとっては比較的解きやすかったと思います。
大問【3】(配点26点)
対話文問題
全体的に問題文が昨年よりも長くなっていました。整序問題では、新学習指導要領で導入された新規学習単元から感嘆文が出題されました。新規単元を学習していれば、正答に繋げられたと思います。また今回、初めて指示語の内容を英文で答える問題が出題されました。驚いた生徒さんも多かったはずです。
大問【4】(配点32点)
長文問題
今年度は『高校のALTの先生の文章と2通の手紙という3つの文章を読み取る問題』でした。初めての出題で戸惑った生徒さんが多かったと思います。英作文は昨年、自由英作文だったのですが、今年は本文の内容を踏まえなければ書けない問題でしたから、難しいと感じた生徒さんもいたはずです。ただ、本文一致問題の出題が無かったので、その分、英作文に時間をかけて取り組めたことでしょう。
総評
1.形式、配点はほぼ、昨年と同じでしたが、全体的に聞き取りや読み取る英文が多くなりました。解くために時間が掛かってしまうため、時間配分が大切だったと感じます。
2.読み取る英文が多くなった分、時間切れにならずに最後まで解くために、問題を解くスピード感が必要でした。
3.新出問題として、指示語に対して英文で答える問題や、本文や問題に仮定法や感嘆文などの新規学習単元から出たものがあり、より幅広い学習が必要でした。
令和5年度(2023年度)入試に向けて
全体的に問題文の字数が増加しているので、「語彙力のアップ」が得点力の大きなカギとなる可能性が高いです。中学生に必要な語彙数は以前の1200語から、1600~1800語に増えています。まずは英語の教科書に出てくる英単語を毎日少しずつでも、覚えていくことから始めていきましょう。
英語の教科書の大幅な改訂のため、覚えなければならない英文法も増えました。『仮定法や原形不定詞、現在完了進行形』など新規単元の学習もしっかりと取り組む必要があります。
英作文は出題形式が絞れないのが現状です。早い段階で語彙と英文法を覚え、様々なパターン英作文を書く練習を行って下さい。
英語は積み重ねの学習です。「語彙力」と「文法力」を今から少しずつでもよいので身に付けていくことが得点力アップに繋がります。
お役に立てましたでしょうか。尻つぼみになってしまう理由が分かっていただけたかと思います。単語力は英語を読み解く上での土台です。この土台をどうやって毎日覚えていくか、どうやったら覚えられるかをまず考えて実践していきましょう。毎日すべき内容や取り組む時間のルーティンを作るためにも、夏休みという長丁場の休みを使って私たちのようなプロ教師から教わることも1つです。
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